インデックスへ戻る
わら
稻わらについて。「イネにおける白米の乾燥重量割合は、34%もあるが、KおよびCs137の含有率は、それぞれ2および7%、また、白米のCaおよびSr90の含有率は、ともに1%と極めて低かった(図14)。以上のことから、イネ体内へと移行した元素の大部分が、非可食部に含まれていることは明らかであり、非可食部の利用に関する放射性核種および元素の移行は、環境中において重要な要因であることを指摘した。」
これは平成13年3月の東北大の研究報告の一部です。原爆実験による放射能汚染の米への影響を調査した報告書の引用である。この結果のよると、玄米食は絶対お奨め出来ない。ぬかずけも問題。わらの処分を適切にしないと汚染は繰り返される。などなど。
官庁は知らぬふりか。アホなメディアは本当に知らないし。困ったモノである。
以下の事例はもっと非道いかも。
下記の情報は科学技術庁が長年、税金を使って調査した結果である。(平成17年9月の報文)
「本調査における白米では、1959年の調査開始以来78年頃までは全試料ともに高い値で推移し、標準偏差の3倍(3 σ以上の値を示 した。とくに、ピーク時における最高、最低および平均値(全国平均、mBq/kg)はSr90では559土12、74±7.7および269土8.3、Cs137では8140土46、888 ±19および4179±33と著しく高く、測定誤差が非常に小さい。しかし、Sr90では1981年、Cs137 では1979年頃から含有放射能の低レベル化に伴って放射性壊変の統計誤差率が増大し、測定結果が3σ未満となるような試料が増加し、1987年以降には両核種ともに1 σ未満の値が目立つようになった。」
・・・人体実験は済んでいたのである。
(ワ行のTOPへ)